あら、ちょっと展示が変わったみたい。
っと思ってみていたら、えっ、これって。。っとびっくり!
明治の大礼服が展示してありました。
姫が後ろでふざけてばかりで恐縮ですが。。。
まさに、全体に素晴らしい金モール刺繍が施されています。
もちろん図案は大日本帝国五七の桐文様
大礼服で引くと、名だたる方たちがお召しです。
しかも、この写真の原敬首相はまさに同じものではないかな。
時代によって、大礼服のデザインも違うみたい。
私は日本にいても大礼服を見たのは明治村ぐらいじゃないかしら。。
しかも、こんなに保存状態がよいなんて、
びっくりでした。
カフスの文様
細かいところまで、金モール刺繍が素晴らしく施されています。
お帽子にも細かく桐の文様
それがどれほど小さくても、五七の桐になってる。
細かい。。
これを寄付してくださったのは、明治天皇の侍医をされていた方のご家族みたい。
そして、それをここまで丁寧に保管していたMFAは、さすがだなあ。。
この田中屋さんという洋装店がないか調べてみたけどググっても出てこない。
この時代、あまりまだ洋装がわからない時代に
どんな感じで作られたお品なのか、想像しただけでも楽しいね。
西洋を追い越せ、馬鹿にされてはいけないと
必死だった先人の息吹を感じます。
それにしても、無粋ながら、重いお衣装だろうなあ。。。
お帽子だけでもズッシリきそう(笑)